相続お役立ち情報
混同してしまっている相続税の知識
「法定相続人」と「相続人」は同じですか?
受取保険金の非課税枠は相続人の数で判定しますか?
例えば、家族が配偶者、長男、二男の場合、特になければ法定相続人=相続人となります。
ところが二男が相続の放棄をした場合、二男は法定相続人ではありますが、相続人ではありません。
では保険金の非課税枠は?
ずばり法定相続人の数です。
つまり、相続の放棄があった場合などに法定相続人と相続人の概念に差異が生じます。
代襲相続というものがあります。
今回の例で言うと、長男は被相続人より先に亡くなっていたと仮定した場合、長男の相続分は長男に子がいた場合その子が代わりに相続します。
複数人いたら平等の法定相続分となります。
ここで相続を放棄していた二男が、相続税の申告期限までに亡くなった場合、その子供たちは代襲相続はできません。